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何ヶ所って漢字でなんて言うの?

この「ケ」は、もともと「个」という形が変形したものだと言われています。 そしてこの「个」は、「箇」の異体字(略字)なのです。 つまり、「何ヶ所」と書くときの「ケ」はカタカナの「ケ」ではなくて、漢字の一種だというわけです。 ね、漢字のお話になりましたでしょう? この「箇」という漢字は、「その」「この」など、特定の物を指し示す働きを持っています。 「箇所」の場合は、特定の場所を表しているというわけです。 れっきとした漢字の熟語なんですね。 そこで現在では、ナンカショを漢字で書きたいときには「何箇所」と書くのが、最も一般的だとされています。 もちろん、「何か所」「何カ所」「何ヵ所」「何ヶ所」といった書き方がされることもありますが、本来は「何箇所」なのです。

所 と ところ はどう違いますか?

「所」と「ところ」の使い分けについて「日本語に強くなる本(省光社)」には次のようにありました。 「所」は、一定の場所を示す場合に用いる。 「ところ」は、「ところ」で受ける文の内容全体を包括的に代表する代名詞として用いる。 などです。 と区分して記載されていました。

個所 と 箇所 はどう違いますか?

「個所」は、あるものの数や場所・部分を示す際に使われる言葉で、使用方法は「箇所」とほぼ同じです。 ただし、「個所」は常用漢字として登録されていないため、公用文で使用することはできません。

ヶ所・カ所・「箇所」との違いは何ですか?

「箇所」は、助数詞としての役割の他に、「あるものが存在する場所や部分」を表す言葉でもあります。 例えば、「必要な箇所」のように、問題となる部分を指す名詞として使うことが出来ます。 この「箇所」も、「あるものが存在する場所や部分」を表す言葉としての使い方です。 今まで取り上げた例文は、すべて「箇所」という漢字が用いられていました。 では、「ヶ所」・「カ所」・「ヵ所」・「箇所」との違いは何でしょうか。 「ヵ所」の「ヵ」は「箇」の略語なので意味は同じですが、公用文では使われません。 「ヶ」や「カ」も同様です。 しかし、形式ばった場でないときは使っても問題ありません。 ちなみに、「箇」の略体である「个」を「ケ」と略したところから「一ヶ月」「二ヶ月」の「ヶ」が使われるようになりました。

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